

食べることは生きること。
大切な人、大切な自分のために、きちんとした食材を、きちんと料理し、そして楽しくおいしく食べること。
自然が人をはぐくみ、人はひとをはぐくみます。
ママンテラスは、語り合い、語り継ぐ大切な「モノ」と「コト」、「バショ」を提供するブランドです。

それは、1998年10月某日に大阪で開催された久司先生の講演会からの始まりでした。
以前からマクロビオティックを知ってはいたものの、「肉や魚、卵を食べてはいけない」という食事法を推進させる狂信者はどんな奴だ・・・といった事から参加した講演会でした。
しかし、その講演が進むにつれて、斜に構えた聴講姿勢はいつの間にか前のめりの姿勢に変わっていました。
当時、健康産業に従事しながらもウエストは90cm以上、体重70kgの中年太り太鼓腹の私には非常に衝撃的な内容でした。
もう、それからは大変です。
会社での昼食は玄米ご飯に味噌汁、納豆、漬け物だけ。夕食は知り合いのマクロビレストランへ殆ど毎日通う事となり、その成果は見事なもので、2ヶ月でウエスト79cm、体重62kgのスマートなおっちゃんに大変身を遂げたのです。
49歳での出来事でした。
(スーツを買い換えるのに高くつきましたぁ)
当時、当社は浄水器の製造販売、イオンミネラルをメインとしたサプリメントの販売を主体とした健康ビジネスを展開していましたが、2000年頃からはマイナスイオンも手がけ、この分野では押しも押されぬリーディングカンパニーになりました。
水と環境(イオン)とサプリで健康をと仕事を進めてはみたものの、食事の重要さを身を以て体験していた私には、マクロビオティックの分野をなんとか仕事として展開できないだろうかと常に考えている毎日でした。
そして、機会は突然やってきました。
知り合いが突然訪ねてきて、「マクロビオティックのレストランをやりませんか?
もし、やる気があるのなら色々とお手伝いしますよ」と。
飲食業をやったことのないド素人の私に何を言うんだろうと言うのが最初の印象でしたが、私は何故か「前向きに考えましょう」と答えてしまっていました。
2000年10月頃の出来事です。
それからが大変でしたぁ~。
もう、大変という言葉では足らないくらい色々と大変でした。
関西の諺に「山より大きいシシは出てこん」言うのがありますが、人・物・金と新規事業には付きまとう色々なことが「山より大きいシシはいるで!」と思わせるくらい経験不足の私にドッカリとのし掛かってきました。
でも不思議なもので、そんな大変なことが有っても何故かしら止めよう、撤退しようという気にならないのです。
単にビジネスと考えていたら、これはもう経営者として撤退が一番正しい道です。
しかし、それを超えた想いが私にはあるのです。マクロビオティックに架けた私とエコホリスティックと云う会社の姿勢がここに凝縮されているのです。
その想いはママンテラスの赤いマーク「母から子へ伝える、与える」に表されています。
人が人として生きていく上で食事ほど重要な事はないでしょう。食事が人を育み、愛を育み、家族や地域を、そして国家さえも育む基礎になるのです。
そして、今ほど食事がないがしろにされている時代は無いでしょう。
家庭の台所や食卓がいつの間にかコンビニやファーストフード、ファミレスに取って代わられている現実に社会は大きな悲鳴を上げているように思えます。
とは云っても、私には大げさなことは出来ません。1人でも多くの人にママンテラスやリトルママン、ママンズなど通してママンテラスのマクロビオティックが広まって、1人でも多くの人に心と体に優しさと安らぎがもたらせられれば本望なのです。
「山よりおおきいかも」と思わせられたシシもだいぶ小さくなってきました。でも、まだまだこれからです。
気を抜かずめげることなくシシをなだめすかしながら頑張って行く所存です。「小さな事からコツコツと」です。皆さんの応援を期待しています。
