
牛タンってとても美味しいですよね。薄くスライスして焼いて食べても良いし、厚切りにして煮込んだり、色々な食べ方ができるのが牛タンです。厚めに切ってさっと焼いてネギ塩ダレをつけて食べたら最高です。
さてそんな牛タンですが、お家で焼く時って生焼けがきになりませんか?上手に焼かないと生焼けだったなんてこともあるのです。口に入れた後に気づいてショックなんてこともありますよね。

牛タンの生焼けは食べても大丈夫?
牛タンの生焼けって食べても大丈夫なのでしょうか?焼き具合ってすごく難しくありませんか?ぱっと見もう大丈夫かと思ったら、まだ焼けていなかったなんてこともあるのです。
かと言って、後もう少し焼いたほうが良いかなぁって思っていたら、焼きすぎて固くなったなんてこともあるのです。
牛タンの場合、生焼けのものは食べないほうが良いでしょう。一応リスクがあるとされていて、よく加熱してから食べると良いとされている部位なのです。うっかり食べてしまったとしてもそれほど大きな問題にはならないのですが、できれば食べないほうが良いですよ。
もし生焼けを食べてしまった時は、しばらく様子を見てくださいね。お腹が痛くなったり、嘔吐したり、熱が出たりとひどい症状が出てしまったときは、病院にいくようにしましょう。
口の中に入れた瞬間に生焼けと感じたら、そのまま飲み込まずに口から出して処分するのが安心ですよ。牛肉でも場所によってはよく加熱しないといけなくなるので注意してくださいね。
牛タンは半ナマ・レアでも食べられるって本当?
牛タンは半ナマやレアでも食べられるものなのでしょうか?
気をつけないと食中毒を引き起こす原因にもなってしまいます。菌は目に見えるものではないのでどこに潜んでいるかなんてわかりません。
どうしてもレアを食べて見たい!と思ったら、必ず専門店に行ってみましょう。
レアが食べられるお店があります。ちゃんと基準を満たしたお店なら牛タンのレアがあるので、そのようなお店で食べてくださいね。しっかり管理されて入れば安心して食べることができますよ。
牛タンのレアって意外と美味しいそうですよ!まだ食べたことがないですが、挑戦してみたいですね。
牛タンが赤いけれど大丈夫?
牛タンが赤いのはなぜなのでしょうか?
牛タンといっても4つの部分に別れるのです。
- たん元
- たん中
- たん先
- たん下
の部位に分かれます。たん元は、舌の根の部分にあたるのであまり動く場所ではありません。だから、とても柔らかくて油がのる部分に当たります。たん中は、根元に近いか、タンの先に近いかで脂のノリが違うのです。たん先は、とても硬い部分で、煮込み料理とかにあっている部分です。そしてたん下も筋がいっぱいある部分で、煮込みとかに使うと良い部分です。
先に近いタンは赤い色をしていて、美味しいタンの場合は、脂がのって白く、そしてピンクっぽい色をしているのです。できるだけビンクっぽい色のたんを選ぶようにすると良いですよ。
タンって、根元に近い方は、脂がのって白かったりピンク色になっていて、先に行くにつれて脂の目が粗くなっていくのです。先端にいけば行くほど脂ぶんがなくなり、真っ赤なタンになっています。お店で焼いて食べるときは、脂がのったピンク色のたんが出てくるでしょう。焼いても柔らかく美味しいのです。
煮込み料理にしたタンを頼むときは、赤いタンを使っていることもありますよ。自分で買ってくるときは、用途に応じて選ぶと良いでしょう。焼いて食べたいときは、できるだけピンク色に近いものを選ぶようにしてくださいね。
牛肉が赤く発色する原理
牛タンに限らず、牛肉ってミオグロビンという筋肉色素の鉄分を多く含んでいるのです。これが空気に触れることによって、オキシミオグロビンという成分に変化するのです。変化することで、発色作用が起こり、明るい赤色に変化するのです。空気に触れる部分が多いほど赤くなっていくのです。
元々の色は、暗い赤色なのです。空気に触れていない部分は、このような色になっていますよ。暗い赤色は、鉄分がたくさん入っている証拠にもなっています。新鮮なものもほど暗い色をしています。どんどん空気に触れることで色が変わって鮮やかになっていくのです。
だから、赤くなっていても問題ないのです。日付は重要ですよ。新しい日付なら色が違ったとしても大丈夫です。でも、日付が古くなって、暗い色をしていたなら、それは傷んでいる可能性があるので注意てくださいね。