エリスリトールとラカントはどっちがいい?違いと効果の差も調査!
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ダイエット女子の強い味方であるカロリーオフ食品。そのほとんどに使われているのが「ダイエット甘味料」のエリスリトールとラカントですが、どっちがいいのでしょうか?
エリスリトールとラカント、この2つの違いは何なのか、効果はどう違うのか?など気になることが沢山ありますよね。
そこで今回は、エリスリトールとラカントはどっちがいい?違いと効果の差も調査してお伝えしていくので参考にしてくださいね。
エリスリトールとラカントはどっちがいい?
ダイエットシュガーとして知られているエリスリトールとラカント、選ぶなら効果の高い方がいいですよね。
エリスリトールとラカントはどっちがいいのか?というと、同じ甘味料といえどその性質・効果が違うので、ご自身の目的に合ったものを選ぶ必要があります。
次に、エリスリトールとラカントについて詳しくご紹介していくので、どっちがいいかはこの先の説明を読み、ご自身が甘味料を使う目的によって判断してみてくださいね。
ラカントとは?
まず、ラカントとは何か説明していきたいと思います。
ラカントとは「羅漢果」という植物から抽出されたエキスとエリスリトールで作られています。
この「羅漢果」とは中国原産のウリ科の植物です。限られた環境でしか育たないため、希少性が非常に高いとも言われているんですね。
なので羅漢果を生の状態で輸出するのは禁止されていて、日本には乾燥させた状態かエキスになってから輸入されています。
羅漢果には甘みがあり、高純度のエキスは砂糖の300倍もの甘みがあるんですよ。
こんなに甘みがありながらカロリーはゼロ、血糖値も上げない特徴があります。
エリスリトールとは?
エリスリトールとは**天然の糖アルコールで、希少糖の一種です。**ガムでお馴染みのキシリトールもエリスリトールと同じ希少糖なんですよ。
「エリスリトール」という名前は聞きなれないのですが、実は天然の糖で合成甘味料ではなく、ブドウ糖を原料にして、酵母を使用して発酵→糖として精製→結晶化という流れで生産されるものです。
しかもエリスリトールは砂糖の60~80%の甘さがありながら、カロリーはほぼないのが特徴です。
ゼロカロリーの糖ということで、ダイエットや、糖尿病の食事療法などで使われています。
エリスリトールとラカントの違いは「羅漢果」
エリスリトールとラカントは簡単に言うと**「羅漢果」が入っているかいないかの違い**、ということになるんです。
羅漢果(ラカンカ)とは、ウリ科の多年生つる植物の果実のことで、コクがある独特の甘みがある果実であることが知られています。そして、この羅漢果の果実から精製された糖が「ラカント」ということになるんですね。
他には、値段がラカントのほうが高価だったり、甘みがラカントのほうが強く感じるなどの違いがあります。
エリスリトールとラカントのどっちがいいか?の判定基準の1つとして、値段が高くても自然食品で甘みがしっかりある甘味料を選びたい!という場合は、ラカントをおすすめします。
はちみつは太る?
ダイエット甘味料のエリスリトール・ラカントを使っている人の中には、「甘くて美味しいはちみつが食べたい…だけど、はちみつは太るから我慢している。」
という人もいるかもしれませんね。
天然由来の甘くて美味しいはちみつは、確かにゼロカロリーではないものの、栄養豊富スーパーフードで実は砂糖よりも太りにくい性質があるんですよ!
はちみつが太りにくい理由や、食べても太らないダイエット方法については以下のページでまとめてありますので、是非参考にしてくださいね。
>>はちみつは毎日食べると太る?食べて痩せるダイエット方法も紹介!
エリスリトールの効果とは?
次に、ご紹介するエリスリトールの主な効果としては、
○血糖値を上げない ○料理を低カロリーにできる ○虫歯予防になる
などです。それぞれ詳しく解説していきますね。
○血糖値を上げない
エリスリトールの炭水化物量は100g中100g!
実は炭水化物そのもので炭水化物の「塊」なのですが、体に吸収されたあと全く使われずに排泄されるので血糖値をあげないメリットがあります。
そのうえ、インスリンの分泌に全く影響を及ぼさないため、糖尿病の方でも安心して使えるんです。
○料理を低カロリーにできる
エリスリトールはカロリーが100g中20キロカロリーとかなり低く、チョコひとかけくらいと同じカロリーです。
それに比べて砂糖は100g中387キロカロリーと高め。そこでエリスリトールを砂糖の代わりに料理で使えば大幅にカロリーダウンできるんです。
ただし、エリスリトールは口に入れると清涼感を感じるのでクッキーやケーキにはあまり向いていません。
なので爽やかさを感じたいお菓子に使ったり、量を調節したりして使えば、美味しくカロリーダウンできるんです!
○虫歯予防になる
エリスリトールの効果として、虫歯菌が酸を作るのを抑制したり、歯垢を分解する作用があるので歯磨き粉やマウスウオッシュなどに使われています。
エリスリトールは危険って本当?
エリスリトールと検索すると**「危険」**という文字も見つかりますよね。口に入れるものなのでエリスリトールは安全な食品なのか気になりますよね。
エリスリトールはWHOで安全性が確認されており、1日に摂る量の制限はしなくてもいいとなっていて、妊娠中の女性や小さい子どもにも安心して使えるくらい安全なんです。
しかし、中には下痢になってしまう方や、ごく稀にアレルギーになる方もいるようです。
エリスリトールやキシリトールなどの糖アルコールは消化、吸収されにくいのですが小腸が頑張って消化しようと腸の壁から水分を多く出すためです。
エリスリトールは糖アルコールの中でも下痢になりにくいとされているので危険視しなくても良さそうです。
エリスリトールの摂取量の目安
エリスリトールは食べ過ぎると危険、とも言われていますが、実際のところどれくらい食べると下痢になるという明確な量はないんですね。
そこで、どれくらい食べても大丈夫なのか?調べてみたところ、個人差がありますが
男性なら体重1kgあたり0.66g 女性なら体重1kgあたり0.80g
くらいの摂取量が目安だそうです。70kgの男性なら46gくらい、50kgの女性なら40gくらいになりますね。
エリスリトールは安全性が非常に高く、安心して使えるのですがひとつだけ注意が必要です。
その理由としては、原材料に遺伝子組み換えのとうもろこしが使われている場合があるんです。
遺伝子組み換えのとうもろこしは健康を害するおそれがあるとされているため、エリスリトールを購入する時はチェックした方がいいですよ。
まとめ
今回の記事では、エリスリトールとラカントはどっちがいい?違いと効果の差も調査してご紹介しました。
エリスリトールとラカントのどっちがいいかは、最終的にはご自身が甘味料を使う目的によって選ぶことになります。
・ラカント:価格は高いが天然植物由来で甘みが強い甘味料 ・エリスリトール:ブドウ糖を原料にして、酵母を使用して精製された甘味料
ということになります。
また、「エリスリトール」は自然甘味料なので安全ですが原材料には注意が必要です。遺伝子組み換えは疑問視する声もあるので気をつけたいところですね。
エリスリトールはあまり市販されていないのですが、Amazonや楽天などで購入できます。うまく活用して糖質制限やダイエットに取り入れたいですね!