ホルモンの生焼けを食べた時の対処法!見分け方と焼き時間も紹介!
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ホルモンは焼き肉・BBQには欠かせない人気の部位ですよね!でも、しっかり焼いたつもりのホルモンが生焼けで食べてしまった…どうしよう!?なんてこともありますよね。
また、表面上は焼けているようでも生焼けだったらどうしよう…そんな時は焼けてるかの見分け方と、焼き時間の目安も知りたいですよね。
そこで今回は、ホルモンを生焼けで食べてしまったら?見分け方と焼き時間も紹介していきます。
ホルモンを生焼けで食べてしまった時の対処法!食中毒になる?
万が一、ホルモンを生焼けで食べてしまったら食中毒になってしまうのかと言うと、生焼けの状態や免疫力によっても異なってくるので、生焼けホルモンを食べたからと言って必ずしも食中毒になる。という訳ではありません。
しかし、ホルモンを生焼けで食べてしまった場合、必ずしも食中毒になるわけではありませんが、リスクは高まってしまいます。生焼けの程度や個人の免疫力によって影響は異なりますが、安全のために適切な対処が必要なのです。
生焼けホルモンを食べてしまった場合の対処法としては、整腸剤を服用すること、** 医療機関を受診すること**の2つがあります。
1. 整腸剤を服用する
ホルモンの生焼けを食べてしまったら、まず市販の整腸剤を飲んで下さい。
市販の整腸剤を飲むことで、その後の症状を軽減できる可能性があります。整腸剤は食中毒そのものには効果がありませんが、腸内環境を整えることで体調の悪化を抑える助けになるかもしれませんね。
また、正露丸も寄生虫の活動を抑制する効果があるため、手元にあれば是非整腸剤と一緒に飲んでおくことをおすすめします。
2. 医療機関を受診する
本当はホルモンの生焼けを食べたらまっさきに病院へ!と言いたいところですが、食べてすぐは食中毒の症状は出ないことも多いですので病院へも行きにくいですよね。
しかし、症状が出ていなくても、不安や気分の悪さが続く場合は迷わず病院を受診しましょう。病院でも症状がまだ出ていない場合は、整腸剤の処方となる可能性が高いですが、医師の診断を受けることで、適切な処置や経過観察の指示を得られ、不安も軽減されますよ。
ホルモンの生焼けを食べてしまった時に出る可能性がある症状
では、ホルモンの生焼けを食べてしまったらどんな症状が出る可能性があるのか?気になりますよね。見ていきましょう。
- 激しい下痢
- 嘔吐
- 腹痛
- 高熱
- 重度の食中毒症状
これらの症状は必ずしも全ての人に現れるわけではありませんが、生焼けホルモンを食べた場合に注意すべき兆候です。菌が死滅していないことで食中毒を引き起こし、さらに深刻な場合は呼吸困難や顔面神経麻痺などの重篤な症状に発展する可能性もあります。
注意すべき点として、症状が即座に現れるとは限らず、下痢などの初期症状から1〜3週間後に重症化することもあります。
そのため、生焼けホルモンを食べた後は少なくとも数週間は体調の変化に注意を払い、異常を感じたらすぐに病院に行くようにしてくださいね。
生焼けホルモンを食べないようにするには?
生焼けホルモンの危険性がよくわかったと思います。では、生焼けホルモンを食べないようにするには、どうすればいいのでしょうか?
- ホルモンは中心部まで十分に加熱する
- 調理器具や手指の衛生管理を徹底する
- 信頼できる店舗で食事をする
食中毒のリスクを最小限に抑えるためには、適切な調理と衛生管理が不可欠です。外食時も、店舗の衛生状態や評判を確認してから利用するようにしましょう。
結論として、生焼けホルモンを食べてしまった場合は、即座に整腸剤を服用し、体調の変化に注意を払うことが大切です。不安や違和感が続く場合は、迷わず医療機関を受診してくださいね。予防が最善の対策ですが、万が一の際も冷静に対処することで、深刻な事態を回避できる可能性が高まります。
ホルモンの生焼けで下痢になる?
ホルモンの生焼けを食べることで下痢などの食中毒症状を引き起こす可能性が高くなります。これは主にカンピロバクターという細菌が原因です。この菌は動物の腸管内に生息しており、生や加熱不足のホルモンに潜んでいます。 生焼けのホルモンを食べてしまうと、この菌も一緒に体内に取り込んでしまうので、下痢や腹痛を起こしてしまうのです。
この菌が体内に入ったら…
- 激しい下痢
- 嘔吐
- 悪寒と高熱
- 血便(重症の場合)
という症状が出てしまうのです。酷いときは、トイレから出られなくなってしまいます。
これらの症状は非常に不快で、時にはトイレから出られないほど深刻になることもあります。そのような経験はトラウマとなり、ホルモン料理自体を避けるようになってしまう可能性もあるのです。
そうならないためにも、ホルモンは生焼けにならないようにしっかり焼くようにしてくださいね。
焼いた後しっかり確認してから食べるようにすれば、生焼けを食べてしまうようなことは防ぐことができますよ。
ホルモンの生焼け見分け方と適切な調理法
ホルモンが生焼けかどうかの見分け方はコツがあって、それを覚えておくと大丈夫ですよ。
そのコツとはこちら。
- ホルモンの縮み方を見る
- 皮がパリッとするまで焼けているかチェック
ホルモンの縮み方を見る。縮みが止まる瞬間を見逃さない。
えっ。これだけ!?と思うでしょう。ホルモンって収縮性があるので、焼き始めるとどんどん縮まっていくのです。
ホルモンが焼かれているのを見ていると、ホルモンの収縮がピタッと止まるときがあって、その時は食べごろなんです。
それ以上ずっと焼いてしまうと火が入りすぎて固くなってしまうのです。そうなると、食べるのに苦労するので、よーく観察しながら焼いてみてくださいね。
このタイミングが生焼けからシッカリ焼けている!という見分け方のポイントになります。
皮がパリッとするまで焼けているかもチェック!
もう一つのポイントは、ホルモンが生焼けの場合はふにゃっとしているのですが、しっかり焼けたホルモンはしっかり引き締まっていて、皮もパリッとしています。
お箸で持ってみると違いがわかりますよ。生焼けかどうかの見分け方に迷ったときは、ホルモンを箸で挟んで持ってみてくださいね。
また、ホルモンを焼くときは必ず皮の方から焼き始めましょう。
縮んでくるまでじっと触らないでみててくださいね。縮んできたら、さっとひっくり返して脂みを炙る感じで焼いたら出来上がりです。
ホルモンと同様に生焼けかどうかがわかりにくいのが、鶏肉ですよね。
鶏肉の生焼けを食べてしまったらどうなるのかと、見分け方については、以下のページでご紹介しているので参考にしてくださいね。
>>鶏肉の生焼けを食べてしまったら?対処法と火が通っていない時の確認方法も紹介!
ホルモンの焼き時間はどれくらいが最適?
ホルモンを安全かつ美味しく調理するには、適切な焼き時間と方法が重要です。生焼けを防ぎつつ、最高の味を引き出すためのポイントをご紹介します。
ホルモンの焼き時間の目安は4分〜ぐらいです。ただし、焼き時間は火加減によっても変わってくるので、先程ご紹介したホルモンが焼けているかの見分け方をよーくホルモンをチェックしながら焼いてくださいね。
最後に、ホルモンの美味しい焼き方もご紹介しますね。
1. 鉄板やフライパンをしっかり予熱する。
2. 皮を下にしてホルモンを置き、強火で約3分焼く。
3. 皮に焦げ目がつき、脂がグツグツしてきたらひっくり返す。
4. さらに1分程度焼いて完成。
また、美味しく焼くためのポイントは次の3つです。作る時には意識してみてください。
- 必ず皮側から焼き始める。
- 皮が7割、脂の部分が3割程度の割合で焼くと美味しく仕上がる。
- 皮側をしっかり焼いてから、脂の部分は軽く炙る程度に留める。
ここで、生焼け防止のコツを復習してみましょう。
- ホルモンの収縮を観察し、縮みが止まる瞬間を見逃さない。
- 箸で持ち上げて触感をチェック。しっかり焼けたものは引き締まっている。
- 皮がパリッとするまで焼く。
これらの点に注意しながら調理することで、安全で美味しいホルモンを楽しむことができます。常に注意深く観察し、適切な焼き加減を心がけることが大切です。
まとめ
今回はホルモンを生焼けで食べてしまったら?見分け方と焼き時間も紹介してきました。
ホルモンの生焼けを食べてしまっても症状が出ないこともありますが、まずは整腸剤・正露丸を飲んで体調の変化を見るようにしましょう。
例えホルモンの生焼けを食べてしまったとしても、すぐに症状が現れるとは限りませんが、万が一食中毒のような症状(下痢・嘔吐)が出たら迷わず病院を受診してくださいね。