シクラメンの増やし方!種と球根別の増やし方と開花までの管理方法
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冬の花といえばシクラメン!ですよね。昔から今も変わらず根強い人気を誇るシクラメンのですが、毎年新しい種類も誕生し、古くなるどころかますます目が離せない花の一つですよね。
冬の間楽しませてくれた**お気に入りのシクラメン、せっかくだから増やしたい!**そんなふうに思っている人も多いと思います。
でも、シクラメン増やし方は種?球根??どっちなんだろう??と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
今回はシクラメンの増やし方!種と球根別の方法とガーデンシクラメンの増やし方も!と題しましてお話していきますので、是非参考にしてくださいね。
シクラメンの増やし方│種からの簡単な増やし方
シクラメンは、種から簡単に増やすことが出来るってご存知でしょうか?
鉢植えを購入したことしかない方も多いと思いますが、シクラメンを種から育てると愛着も湧きますし花が咲いた時の嬉しさもひとしおなので、是非一度チャンレンジしてみて欲しいです。
シクラメンは暑さ寒さに弱いので、秋の季節が種まきに良い季節です。
また、発芽するまでは直射日光を避けて管理してください。多湿にも気を付けて、でも乾燥しない程度に霧吹きなどで軽く水やりを行います。
発芽まで2~3週間あるいはもっとかかるようなので、焦らず気長にお世話しましょう。無事に発芽したら、少しずつ明るい場所へ移動し、最終的には日当たりの良い場所へ移動させてあげます。
発芽後は混み合っているようでしたら、間引いて十分なスペースを取ってあげることも必要になります。
本葉が3~5枚になったら、それぞれ小さめの鉢やビニールポットに植え替えます。ここまで来るのに半年くらいかかるかもしれません。シクラメンは少しずつ少しずつ成長するのですね。
シクラメンを種からの増やし方は時間はかかりますが、大きな株に成長したら管理もかなり楽になりますし開花も長く楽しめるので、気長に育てていきましょう♪
自宅のシクラメンから種を採取する方法
ちなみに、ご自宅に既にあるシクラメンから種を採取することも可能ですので、こちらも是非チャレンジしてほしいと思います。
シクラメンの種を採取する方法は、開花したら花がらを摘まずに置いておけば受粉して実ができます。
ただし、沢山実をつけると株の栄養がそちらに沢山いってしまうので株の大きさにもよりますが、結実させるのは少なめにしましょう。
実は最初緑色ですが、熟したら茶色になって割れて種がでてきますので、これを採取して種まきする時は先程紹介した増やし方を参考にしてみてくださいね。
愛情を持って育てているシクラメンの株から、種が取れて栽培できたら嬉しいですね♪
原種の場合は親と同じ色の花が咲くようですが、品種改良されている場合は何色の花が咲くかは分からないようです。開花時のお楽しみですね。
シクラメンの増やし方(球根)
シクラメンの株は、環境や水やり等の管理が上手くいけばスクスク大きくなってくれるでしょう。球根部分も大きく育ち、株も分かれて増えているように見えるかもしれませんね。
そうした時に、**球根を分割して増やせるのでは?**と考えると思いますが、残念ながらその方法でシクラメンを増やすことはできません。
その理由は、シクラメンの球根は腐りやすく、切り口から菌が入ってしまい腐ることが多くなってしまいまうのです。 ですので、株が大きくなった場合は**一回り大きな鉢に植え替えしてあげましょう。**無理に分割して弱ってしまったら悲しいですよね。
このことから、シクラメンは球根からの増やし方は一般的ではないので、先程ご紹介した種からの増やし方でご自宅のシクラメンを増やしてみてくださいね!
シクラメンの球根の扱いのポイント
また、シクラメンの球根の扱いにはポイントがあります。
- 水やりの際に、球根部分に直接水がかからないようにすること。
- 葉が繁っていたら、球根の部分にもお日様が当たるようにしてあげること。
この2点はとてもが大切なことです。
これは、いわゆる「葉組み」というもので、株の形を整える手入れになりますが、株の中央の茎を引っ張り、外側にある古い葉の下に入るよう広げてあげます。
水やりと葉組み、これらを意識すると、シクラメンの球根も元気に成長してくれるので、是非葉組みをしてあげるようにしてくださいね!
ガーデンシクラメンの増やし方
シクラメンには、ガーデンシクラメンという小さな種類もあり、人気を集めているので増やし方を知りたい!という人も多いのではないでしょうか。
こちらは、ガーデンシクラメンは室内向けのものとは違い、元々耐寒性の強いミニシクラメンから改良された屋外園芸用の品種です。
増やし方としては、通常のシクラメン同様に種を採取して蒔くのが一般的です。
シクラメンは発芽率が悪いので、少々大変かもしれませんが、是非チャレンジしてみてくださいね!
ガーデンシクラメンの管理のポイント
ガーデンシクラメンは通常サイズのシクラメンと比べるとかなり小さいサイズなので、寄せ植えやベランダでの栽培もできることから、人気を集めています。
ただ、ガーデンシクラメンは他の植物より、水やりが多く必要なので注意が必要です。
また、ガーデンシクラメンが浅めに根を張ることが理由に挙げられますので、容器が深すぎると水はけの悪さで根腐れの可能性があります。
鉢植えも地植えでも、球根の上の部分が土から見えるように植えつけるようにしてくださいね。
まとめ
今回はシクラメンの増やし方!種と球根別の方法とガーデンシクラメンの増やし方も!と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
シクラメンは独特な姿形は勿論、次々生まれる品種や鮮やかな色で冬のガーデニングに大活躍です。水やりや葉組み、日光の管理さえコツを掴めば、開花期も長く楽しませてくれます。耐寒性があるとはいえ、冬は霜の当たらない場所へ移動することも必要です。
また、ガーデンシクラメンの場合はマイナス5度くらいまでは耐えられるようです。また過湿に気を付けて、蒸れないようにしてあげましょう。
これらのことに気を付けながら、シクラメンのある生活をお楽しみください!目安としては秋~冬に店頭に並びますが、5月頃までは花が咲いてくれると思います。
赤やピンクの色はクリスマスやお正月にもピッタリですね!私も数年ぶりに新しいシクラメンをお迎えしようと思います。今回は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました☆