ゼリーが固まらない時やり直しできる?ゆるゆるの原因と作り方のポイントも紹介!
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つるんとして喉ごしの良いゼリー。おやつとしてもピッタリなのでお家で作られる方も多いのではないでしょうか?夏の暑い時もひんやりして美味しいですよね。
でも、冷蔵庫に長時間入れていても、ゆるゆるで一向に固まる気配なしという経験したことありませんか?できあがりを楽しみに待っていただけに、そのようなゼリーに出会ってしまうとショックですよね。
今回は、ぜリーが固まらない時にやり直しができるのか、ゆるゆるの原因はなんなのか、そして作り方のポイントも含めてご紹介いたします。いざという時に参考にしてみてくださいね
ゼリーが固まらない時やり直しできる?
ゼリーを作って冷蔵庫に入れて置いても一向に固まらないという経験をしたことありませんか?もういいかなと思って、冷蔵庫から取り出しても、全然固まっていなくて、その状態をみたらほんとショックですよね。
おやつに用意しようと思ったら、その状態だと子供たちからもブーイングです。ゼリーが固まらない時ってどうしてますか?そのまま諦めて捨てるなんて勿体無いですよね。でも、そのまま食べてもスープみたいで嫌ですよね。
そんな時はやり直しができるのです。固まらなくてショックで、そのまま捨てるなんてことしないでくださいね。
やり直しの方法はこちら。
-
ゆるいゼリーにゼラチンを足して火にかける。
-
冷やす時間を長くする。
長く冷やしても全然固まらない時は、もう一度火にかけてゼラチンを足してみてください。そうすると、固まりますよ。ぜひ試してみてくださいね。
冷やしている時間が短い時も固まっていないということもあります。冷え具合によって、時間も変わってくるので、記載されている時間より長めに保存して見るのも一つの手です。
やり方は対処法のところでお伝えしますね。
ゼリーがゆるゆるで固まらない原因
ゼリーがゆるゆるで固まらない原因って何が考えられるのでしょうか?
- ゼラチンをふやかしてから使っていない。
- 高い温度でゼラチンを溶かしている。
- 冷やしている時間が足りていない。
- タンパク質分解をしてしまう果物や酸の強い果物、ペクチンを含んでいる果物が入っている。(パイナップル、キウイ、メロン、マンゴー、酸の強いレモン、グレープフルーツ、オレンジやペクチンを含むリンゴなど。)
- アルコール分が入っている。
- ゼラチンの量が少ない。
- 賞味期限が過ぎたゼラチンを使っている。
これらの理由が考えられます。ゼラチンは高い温度で溶かしてしまうと、ゼラチンのタンパク質が変化してしまい、固まりにくくなってしまうのです。そして、使う前にしっかり水でふやかしていないとゆるゆるになってしまうこともあるので気をつけてください。
アルコールを使う場合も注意!
ゼラチンよりアルコール分が先に入っていると、アルコールと水が結びついてしまうので、気をつけなくてはいけません。アルコールを使う時は、必ず沸騰させてアルコール分を飛ばしてからゼラチンを足してくださいね。
ゼラチンの賞味期限が過ぎていたり、古いものを使っても固まりにくくなることがあるので注意しましょう。できるだけ新しいものを使うようにしてくださいね。
果物を使う時も注意が必要ですよ。
3以外のことが全て当てはまらない時は、冷やしている時間が足りないのです。液が完全に冷めてから、2時間以上必ず冷やすためにかかります。逆に12時間以上立っても固まらない時は、別な理由が考えられるので他の理由を探ってみてくださいね。
ゼリーが固まらない時の対処法
次のことを試して見ると良いですよ。
その1
- ゆるゆるなゼリーをもう一度お鍋に入れます。
- お水につけておいたゼラチンを再度加えて火にかけ50度から60度の温度で溶かします。
- 冷蔵庫で冷やしてください。
一つ気をつけなくてはいけないことは、ゼラチンを再度加えると、ゼラチン独特の匂いがすることがあるのです。量が増えることで、変な匂いがしてしまうこともあります。そんな時は、香りづけでリキュールなどをほんの少し入れると良いですよ。
再度加熱すると風味が変わってしまうこともあるということを頭に入れておいてくださいね。
その2
酵素を含んでいる果物を使っている時です。その場合も再度加熱してあげることで固めることができますよ。これらの果物は火を通すことで、酵素の働きを弱くすることができるのです。そのようにすれば邪魔しなくなるので、大丈夫ですよ。酸が強い果物を使う時は、20%以下になるように配合してあげれば良いのです。ゼラチンの量を少し多めにし、火を通せば固まりますよ。もし、生の果物を使うと、心配な時は缶詰の果物がオススメです。
対処法を試してもダメな時は、リメイクしましょう。
対処法を試してみてもそれでも固まらない時は、思い切ってリメイクしちゃいましょう。緩めに固まっているゼリーなら、そのまま崩してジュレとして食べるのもありですよ。冷凍庫に入れてしまえば、シャーベットとして食べることができます。冷たいおやつになって美味しいですよ。
もし、ゼリーが固まらなくても捨てる必要はありません!ぜひリメイクを試してみてくださいね。
ゼリーを作る時の注意点
ゼリーを作る時の注意点はこちら。
- ゼラチンを必ず水でふやかしてから使う。
- 高温でゼラチンを溶かさない。
- 酵素が入っている果物を使う時は、先に火を通しておく。
- 古いゼラチンを使わない。
- しっかり冷やす。
この5つの点に気をつけて作るようにしてくださいね。
ゼラチンは水で先にもどしてから使うとダマになったりしないで綺麗に混ざります。そして、高温でゼラチンをとかしてしまうとタンパク質が破壊されてしまうので、固まりにくくなってしまいます。
酵素が入っている果物も、そのまま使うとゼラチンが固まるのを邪魔してしまうのです。そのような果物を使いたい時は、先に果物だけ火にかけて熱を通しておくと良いですよ。
さらに古いゼラチンを使うのも固まりにくくする原因になってしまいます。賞味期限内であってもできるだけ新しいものを使うようにしてくださいね。
そしてしっかり冷やすことが大事です。最低でも2時間以上冷やしてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ゼリーが固まらない時やり直しできるのか、ゆるゆるの原因と作り方のポイントをご紹介いたしました。
ゆるゆるなものは、もう一度やり直して固めることができるので諦めずに試してみてくださいね。どうしても固まらない時は、リメイクして食べる方法もあるので諦めずにチャレンジしてみてください。
ゼラチンは水でふやかし、とかす時は高温にさせてはダメですよ。
家庭の冷蔵庫って意外と温度にムラがあるので思っている以上に冷やすための時間が必要な場合もあります。
もし、そのような状況になったとしても諦めずに対処してみてくださいね。上手にゼラチンを使って、美味しいゼリーを堪能しましょう!