ネギのネバネバは腐ってる?ぬるぬるしている・臭い時の場合も検証!
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ネギを切るとネバネバしたり、ヌルヌルしていたりして、あれ傷んでいたのかな!? って誤解してしまいそうな時もありませんか?新鮮なものを買ってきても同じ感じになっていて、びっくりすることもしばしば。ネギのネバネバやぬるぬるしているのって、全てが傷んでいる時の状態ではないのです。でも、中には傷んでいるものもありますよ。
今回は、ネギのネバネバは腐っているのかどうか、ぬるぬるしていたり、臭いがあるときはどうなのかなど、判断の仕方を詳しくご紹介いたします。
いざという時に参考にしてみてくださいね。
ネギのネバネバは腐ってる?
買ってきたばかりのネギがネバネバしているだけなら腐っていません。むしろ新鮮ネギという証なのです。だいたい1週間ぐらいが賞味期限になっています。ネギって実はたくさんの栄養を含んでいるのです。このネバネバの部分に色々入っているのです。
白い部分と緑の部分によって栄養素も違います。
- 白い部分: ビタミンC、硫化アリル
- 緑の部分: カロテン、カルシウム、セレン
がそれぞれ入っています。ネギを食べることで、免疫力を高めることもできるのですって。血行を促進したり、ビタミンB1の吸収を助けたりする効果もあるのです。切ったときにネバネバしているのは、このような栄養が詰まっているからなのです。切ったときにネバネバ、ヌルヌルしているだけなら問題ないですよ。傷んでいないので安心して食べてくださいね。
新鮮なネギを選ぶポイントはこちら。
- 全体的にピンとしている。
- 表面の部分にツヤがある。
- 根の周りにしっかりハリがある。
- ネギの先がとても綺麗な緑色をしている。
というようなネギを選んで買ってくるようにしましょう。新鮮なネギは水分も多く、ツヤツヤしていますよ。
ネギがぬるぬるしている場合は腐ってる?
ネギってヌルヌルしている部分にもたくさん栄養が含まれているのです。だから決して傷んでいるわけではないのです。ぬるぬるしているものの正体はフルクタンという食物繊維の一種なのです。ネギの甘みの成分も入っている部分で、栄養もたくさん含んでいるのです。
この成分、免疫細胞を活性化してくれる働きもあってとてもすごいのです。冬場の寒い季節になると、このフクルクタンがたくさん増えるので、寒ければ寒いほどたくさん入ったネギを買うことができるのです。
緑の部分にたくさん入っているので、しっかり食べると良いですよ。冷蔵しても冷凍しても、加熱したとしてもこの成分がなくなることがないので、しっかり取ることができるのです。
ネギ自体が乾燥していても、濡らすことでぬるぬる感が戻ってくるのです。すごいですよね。
ぬるぬるのほかにも次のような感じになっていたら腐っています。もし、時間が立っていたネギならば、ほかも確かめてみてくださいね。
ネギが腐っている状態とは?
腐っている時の状態はこちら。
- 異臭がしている。生ゴミが腐ったかのようなニオイです。
- 水分が出て、ドロドロとしている状態になっている。
- 味がとてもまずくなっている。飲み込めないほどまずい。
- 色が変色している。
- ブヨブヨになって柔らかくなっている。
というような感じになっています。そのときは、確実に腐っているのでゴミ箱に捨ててくださいね。うっかり口に入れてしまった時も口から出して捨ててください。無理して食べても良いことはありませんよ。下手すると食中毒の可能性だってあります。注意してくださいね
ネギが臭いのは腐っている?
ネギはもともと独特の匂いがありますよね。普通に買ってもネギ臭いという匂いはあります。腐っているときのニオイはこの匂いとは全然違いますよ。
ものすごく強烈で、顔をしかめてしまうほどです。例えるなら、生ゴミが腐ったかのようなニオイで、独特な感じになっているので、わかると思います。腐っているときは、ニオイだけでなく、他の部分も傷んでいるので判断できますよ。
傷んでいないネギの香りも、とても重要な健康効果が入っているのです。ネギを切ったときに出てくるのがアリシンという成分です。これがネギの香りの成分なのです。この香りを吸い込むことで、血流や体の抵抗力をアップさせてくれる効果があると言われています。
さらに、ネギを食べるよりも、香りをかいだだけの方が体温をあげるそうですよ。リラックス効果もある香りだそうで、不眠症にも役に立つらしいのです。ネギ独特の匂いが大丈夫な人はぜひ試してみる価値がありますよ。私も今度試してみようかなって思いました。
ネギの上手な保存方法
ネギがすぐに傷んでダメになってしまうようなことがないようにしっかり保存しておかなくてはいけません。
ネギの保存方法には、常温保存、冷蔵保存、冷凍保存の3種類あるのです。
常温保存
土がついているネギは常温保存ができます。土がついたまま新聞紙でしっかり包みます。風通しの良い涼しい場所で直射日光を避けて立てて保存しましょう。この状態で1ヶ月ほど保存ができますよ。ただし、夏の暑いときはむいていません。
冷蔵保存
土がついていないネギは冷蔵庫に入れて保存しましょう。冷蔵庫の場合も新聞紙に包んでから立てて保存すると良いですよ。だいたい1週間ぐらい保存可能になります。もし長くて入り切らないときは、半分に切ってから新聞紙で包んでくださいね。
刻んだネギの場合は、タッパーにキッチンペーパーを敷いてその上に平らに並べ、蓋をして冷蔵庫で保存することができますよ。2日1回ほど、このキッチンペーパーを取り替えてあげてくださいね。そうしたら長く保存することができますよ。
冷凍保存
ネギは冷凍保存することも可能なので、すぐに使えないときは、冷凍しておきましょう。あらかじめ食べやすいおおきに切っておくと良いでしょう。1回分ずつ小分けにして冷凍しておくと、使うときにとても便利です。ラップで包んでからジップロックなど密封できる容器に入れて保存してくださいね。約2ヶ月保存することが可能ですよ。使うときは、そのまま使うことができますよ。常温で少しおいておくだけで簡単に解凍することができます。
再冷凍することはできないので、必ず使う分だけ取り出すようにしてくださいね。
まとめ
ネギのネバネバやぬるぬるしているときは腐っているのか、どのように保存したら良いのかなど詳しくご紹介いたしました。ただ、ネバネバしたりぬるぬるしているときは、傷んでいるのではなく、むしろ新鮮なネギの証拠になります。この部分に多くの栄養を含んでいるので、たくさん食べられると良いですよ。
もともと、ネギは、あまり日持ちしません。上手に正しく保存することで、賞味期限も伸ばすことができますよ。どうしても食べきれないときは、冷凍保存を活用すると良いでしょう。
傷んでいるときは、ネバネバやぬるぬる以外の他の部分にも必ず症状が現れています。ネギ全体をしっかりチェックしてちょっとでも傷んでいると感じたときは、食べるのをやめて処分してくださいね。
しっかり賞味期限を把握し、美味しいうちに食べ切るようにしましょう。