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唐揚げの生焼けを食べたけど大丈夫?見分け方と防止策も紹介!

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子どもも大人も大好きな唐揚げ。よく作って食べるご家庭も多いと思います。その作る工程でいつも不安になってしまうのが生焼け状態かどうかですよね。

レシピ通りの分量と揚げる温度で作っても、なかなかうまくいかないこともあります。また、唐揚げを食べたら生焼けだった!などは、お腹を壊してしまう可能性もあり、避けたいですよね。

そこで今回は、唐揚げの生焼けの見分け方と生焼けの防止策をご紹介したいと思います。唐揚げを安全に美味しく作りたい人は参考にしてみてくださいね。

唐揚げの生焼けを食べたけど大丈夫?

そもそも唐揚げを生焼けで食べてしまうとどうなるのか。

鶏肉の生肉には、カンピロバクター菌や、サルモネラ菌がついていて、食べてしまうと食中毒になってしまう時があります。特に小さなお子様や、お年寄りの方などは免疫力も低い傾向にあり、気を付けなくてはいけません。

症状としては、

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 腹痛
  • 発熱

などが、食べてからだいたい7日間以内に症状として現れます。

激しい腹痛を引き起こすことも…

ひどい人は血便を伴う激しい腹痛を引き起こしてしまう事も...。症状が現れた場合はすぐに病院を受診しましょう。

あとで症状が現れることが多いので、忘れてしまう可能性もあります。そんな時は生焼けを食べてしまった日や症状をメモしておくといいですよ。

また、生の鶏肉を切った包丁やまな板、お皿などにもカンピロバクターや、サルモネラ菌は付着している可能性もあります。

その調理器具を使って他の食材を切ったりしたら、その食材から体内に入ってしまうこともあります。生肉が触れた調理器具などは、洗って殺菌消毒をしてから使用するようにしましょう。

唐揚げを生焼けで食べてしまうのは危険です。唐揚げを作る時には、生焼けかどうかの確認して、しっかりと火が通ったものを口にしたいですね。

唐揚げの生焼けの見分け方

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見た目はちゃんと揚がっているように見えても、実は中は生焼け状態という時もありますよね。見た目だけで見分けるのはなかなか難しいですね。

生焼けだと気づくのは食卓に座ってからだと遅いので、揚げ終わった時にやっておくといい唐揚げ生焼けを見分けるポイント3つご紹介します。

唐揚げ生焼けの見分け方ポイント1:断面の色をチェック

1つ目は、唐揚げを揚げた時に大き目、厚めの唐揚げを選んで1つだけ切ってみて、断面の色で判断し、見分ける方法です。

  • 断面の色が赤やピンクは生焼けの状態
  • 断面の色が白っぽいなら加熱が行き届いている状態

全ての唐揚げを切る必要はなく、揚げるのに時間がかかる大き目&厚めの唐揚げが生焼けではないのであれば、他の唐揚げも同様と判断できます。

唐揚げ生焼けの見分け方ポイント2:肉汁の色をチェック

2つ目は唐揚げを竹串や菜箸で刺してその刺した穴から出てくる肉汁の色で判断し生焼けかどうかを見分ける方法です。

  • 唐揚げの肉汁の色が赤く濁っている・ピンク色なら生焼けの状態
  • 唐揚げの肉汁の色が透明なら加熱が行き届いている状態

やはりこれも大き目&厚めの唐揚げを選ぶといいですね。

唐揚げ生焼けの見分け方ポイント3:食感をチェック

生の鶏肉を箸で触っても分かると思いますが、生の状態の鶏肉は柔らかいものです。弾力もあるし、グニャグニャしている触感が箸を通じて伝わると思います。でもしっかり火が通っている状態であれば、鶏肉の食感は硬いと感じます

なので、3つめは、1個だけかじってみて生焼けかどうか見分けるです方法です。

  • 食感がグニャっとしている・柔らかい→唐揚げが生焼けの状態
  • 食感が固め、しっかりしている→唐揚げに火が行き届いている状態

生焼けだったと判断したときは、食べてしまわずに断面や肉汁もよく観察してみてくださいね。

唐揚げの生焼け防止の対策方法とは?

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唐揚げの生焼け状態を見分ける方法を知ることができました。では生焼けを防ぐ方法としてどんな防止策があるのでしょうか。防止策としては3つあります。

  • 鶏肉を常温に戻しておく
  • 鶏肉を小さめ薄く切る、なるべく同じくらいの大きさ
  • 唐揚げを二度揚げする

1つずつ見ていきましょう。

【唐揚げの生焼け防止策①】常温に戻しておく

冷蔵庫から出してすぐの鶏肉は冷たいですよね。そうすると揚げる温度をレシピ通りにしたとしても温度の誤差が生じてしまい、生焼けになってしまう原因に...。

冷たい物を温めるには時間がかかるものと頭に入れ、鶏肉は必ず常温に戻してからあげるようにしましょう。鶏肉を常温に戻しておくだけで、火の通りは違ってきますよ。

【唐揚げの生焼け防止策②】小さめ薄く切る・同じくらいの大きさ

2つ目の生焼け防止策は、唐揚げの鶏肉は小さめ・薄く削ぎ切り・同じくらいの大きさにして切り方を工夫して作ることです。

小さい方が火の通りは早いし、薄めの削ぎ切りがおすすめです。また均等になるように鶏肉を切って作ると、何個も切ったり箸で刺して確認しなくてもいいですね。

【唐揚げの生焼け防止策③】二度揚げする

3つめの生焼け防止策は二度揚げです。カラっと揚げるために二度揚げする人もいますが、生焼け防止としてもおすすめです。

  1. 160℃の油で3~4分揚げていきます。
  2. バットに取り出して、唐揚げを4~5分寝かせます。
  3. 次は190℃の揚げ油で1~2分あげて出来上がり!

一度目揚げてから唐揚げを休ませ、中心部分まで余熱で火を通すのがポイント。2度目は少し温度を上げて、カラッと揚げます。これで唐揚げの生焼けは防ぐことが出来ますね。

唐揚げの生焼けを色で判断する方法

唐揚げの衣だけではやはり生焼けかどうかの判断は難しいです。以下の色のチェックは欠かせません。火が通っている目安として覚えておきたいですね。

  • 断面の色→白に近いピンク
  • 肉汁の色→透明

唐揚げの断面を見た時に、外側が白っぽく、中心の部分がピンクっぽいという時は再加熱をしてから食べるようにしましょう。出来れば断面の色や肉汁の色など両方の色を確認して、判断したいですね。

まとめ

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今回の記事では、唐揚げの生焼けの見分け方と生焼けの防止策を中心にご紹介しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 唐揚げの生焼けを見分ける方法は、断面の色、肉汁の色、食感で見分ける
  • 唐揚げの生焼け防止策は、鶏肉を常温に戻しておく、鶏肉を小さめ薄く切る、なるべく同じくらいの大きさにする、唐揚げを二度揚げする

生焼けで食べてしまうと食中毒の危険性もあるので十分に火の通りには気を付けて作っていきたいですね。生焼けを防止し、サクッとジューシーな美味しい唐揚げを目指しましょう。

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