強力粉の代用に米粉は使える?薄力粉・片栗粉を使うとどうなるか検証!
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パンを作る時に使用する事が多い強力粉。自宅でパン作りをする方にとっては常備アイテムのひとつですよね。
最近では、ホームベーカリーで誰でも簡単に自宅でパン作りが楽しめる様になりました。朝起きたら焼き立ての食パンが食べれる幸せ、たまりませんよね。
でも、いざ使おうかと思ったら在庫がない、残り少ないなんてこともありますよね。そんな時、強力粉の代わりに使えるものがわかっていれば慌てることもありません。
では、どの様なものが強力粉の代用品として使えるのかを一緒にみていきましょう。
今回は強力粉の代用に米粉は使える?薄力粉・片栗粉を使うとどうなるか検証!と題してご紹介していくので是非参考にしてくださいね。
強力粉の代用に米粉を使うとどうなる?
次は、米粉を代用して作った場合です。まず、強力粉と米粉は原材料が違います。強力粉には、パンが膨らむために必要なグルテンがあります。しかし、米粉にはありません。
なのでこちらも強力粉と合わせて使ったり、ドライイーストを活用もしくはパン専用の米粉を使う様にしましょう。 米粉を使ったパンは、もっちりとしていてずっしりと食べ応えがある仕上がりになります。
今回は、ホームベーカリーで作る米粉100%のレシピをご紹介します。
□HB☆米粉100%グルテンフリー食パン♡
材料(一斤) 米粉:300g 砂糖:20g 塩:5g ドライイースト:3g 米油:15g 水又はぬるま湯:240g
作り方 ➀水、米粉、砂糖、塩、米油の順にパンケースに入れます。
➁米粉のてっぺんをくぼませて、油や塩に触れない様にドライイーストを入れます。
➂ホームベーカリにセットして、米粉グルテンなしコースでスイッチオン♪
最近のホームベーカリーには、米粉コースもあり作りやすくなっています。
中には、小麦アレルギーの方、健康のためにグルテンフリーを目指す方もいますので米粉は強力粉の代用として使いやすいものも増えていますので、ぜひ試してみてくださいね。
強力粉の代用に片栗粉を使うとどうなる?
では、片栗粉や米粉を代用した場合はどの様になるのでしょうか?こちらもパンで検証しますね。
片栗粉を強力粉の代用としてパンを作る場合、割合を多くしてしまうとうまくいかないこともあります。片栗粉も、薄力粉と同様足りない強力粉の部分の代用として使う方が良さそうです。
しかし、レシピサイトには片栗粉を使ったパンレシピも紹介されています。実は、片栗粉を使ったパンは独特のもっちりした食感になるんですよ!上手く他の材料と組み合わせることで、おいしいパンに変身することも可能です。
早速、そのもちもちパンのレシピをご紹介します。
□子供が大好き♪じゃがいももちもちぱん
材料 じゃがいも:約120g(中1個) 〈A〉薄力粉:大さじ1 〈A〉片栗粉:大さじ5 〈A〉粉チーズ:大さじ5 〈A〉バターor マーガリン:大さじ1/2
作り方 ➀じゃがいもを洗い、皮に縦横1週十字に切り目を入れてレンジでチンする。(皮がむけやすくなります)
➁皮をむいたじゃがいもをボウルに入れて、粗く潰します。
➂ボウルにじゃがいもが温かいうちに、を入れてじゃがいもを潰しながら混ぜます。
➃➂がまとまったら、食べやすい大きさに丸めます。
➄180℃に余熱しておいたオーブンで、15~20分。少し焦げ目がついたら出来上がりです。
枝豆を入れたりと、アレンジしてみても美味しいのでぜひ作ってみてください。
強力粉の代用として薄力粉を使うとどうなる?
先程、紹介した代用品のひとつ、「薄力粉」。強力粉の代用として薄力粉を使った場合、どうなるのでしょうか?こちらも、パンを作った場合で紹介していきます。
通常、強力粉を使って作ったパンはもっちりとしていて食べ応えがある仕上がりになります。どちらかと言えば、しっとりとしていますよね。
薄力粉に代えてパンを作った場合は、ふんわりとしたパンに仕上がるんですよ。しかし、先程も言ったように薄力粉のたんぱく質は強力粉よりも低く、グルテンも少な目。
と、いうことはうまくパンが膨らんでくれない可能性があります。失敗してしまっては元もこうもありません。
薄力粉だけではパンを作るには不向き
薄力粉は「足りない強力粉の分量を補う」要員として使う事。これがポイントです。
強力粉に薄力粉を混ぜることで、強力粉だけで作った食パンよりもふんわりとした軽い食感のパンになります。
ただし、薄力粉の割合が多いほどグルテンがうまく作られずパンが膨らまないこともあるので、最初は「強力粉 8:薄力粉 2」の割合から初めてみてください。
もし、ホームベーカリーで作るよ!という方は、以下の分量でもぜひ作ってみてくださいね。
□【HB】薄力粉50% ふんわりミルク食パン
材料(一斤) 強力粉 125g 無塩バター 15g 薄力粉 125g ドライイースト 3g 砂糖 15g 塩 3g 牛乳 175~180ml
作り方 ➀材料をすべてパンケースに入れ、ホームベーカリーにセットします。
➁イースト自動投入口がある時は、そちらへセットします。
➂食パン早焼きコース、焼き色【淡】で焼きます。(お持ちのホームベーカリーでコース名異なるので確認を)
➃焼きあがったら、冷ましてすぐにビニール袋などで保存するとOKです。
強力粉の代用品には他には何が使える?
では、強力粉の代わりになる材料は他には何があるのでしょうか?見ていきましょう。
強力粉は、たんぱく質の割合が12%以下と多め。そのため、そのまま丸々代用するには向かないレシピもあります。今回は、主にパンを作る時の代用としてみていきます。
□薄力粉
薄力粉は家にあるという方も多いかと思います。コンビニでも買えますし、誰でも手に入れやすいものでもありますし、お好み焼きやお菓子作りなど幅広い料理に使われます。
しかし、薄力粉は強力粉と比べるとたんぱく質が8%以下と低め。原材料は同じなのですが、グルテンも少なめなのでどちらかと言えば粘り気を出さないレシピ向けです。
強力粉の代用として使う場合は、足りない強力粉の分を薄力粉で補う方が向いているかもしれません。
□中力粉
うどんを作る時に使われるのが中力粉です。たんぱく質は9%以下で、薄力粉よりも少し高めです。多少粘り気も出るため、薄力粉よりは強力粉の代用として向いているかもしれませんね。
□米粉
最近、グルテンフリーで注目を集める米粉。米粉で作られたパンや、米粉対応のホームベーカリーもありますよね。パン用の米粉というのも売られていますし、強力粉の代わりとして十分に使えますよ。
ただ、粘り気が少ないので、麺類を作るのには不向きな粉です。
□大豆パウダー
米粉同様、大豆パウダーも健康に良いと最近よく売られているのをみかけます。パンを作る時代用する場合は、大豆パウダーそのものだけでは膨らまないので小麦グルテンを加えるといいですよ。
お菓子作りに代用するのであれば、小麦グルテンなしで試すことも出来ます。
まとめ
今回は、強力粉の代用に米粉は使える?薄力粉・片栗粉を使うとどうなるか検証!と題してご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
同じ原料のものでも、含まれるたんぱく質やグルテンの量で代用できるレシピに向き不向きがあるかもしれません。今回は、強力粉で作ることが多いパンでみてきましたが薄力粉や片栗粉は他の材料の力を借りて、代用として使う事が十分可能である、ということがわかったかと思います。
米粉については、健康志向の観点から注目されている食材でもありますし、ドライイーストを使ったり、パン専用米粉を探してみたりしてもいいかもしれませんね。どの材料を使っても色々な顔をしたパンに出会う事ができますので、自分好みの分量を探してみてくださいね。
今回は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました☆