豚肉が腐る時の見分け方!腐りかけや見た目、味の変化も調査!
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煮たり、焼いたり、揚げたり、蒸したり、あらゆる料理で大活躍する豚肉。冷蔵庫の奥底から使い忘れの豚肉を見つけた時のショックは、はかりしれませんよね。
「これって食べれるのかな?」と不安になりながら、見た目の観察とにおいを嗅いだりした経験がある方も多いのではないでしょうか。
腐った豚肉を食べてしまったら、腹痛や下痢、嘔吐などの症状が出てくる時もあります。家族にも食べさせたくはありませんよね。そこで今回は腐った豚肉を口にしない為にも、豚肉が腐る時の見分け方や腐りかけや見た目・味の変化などについてまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
豚肉が腐る時の見分け方!
ついつい特売品を発見するとまとめて購入してしまう豚肉。使いきれずに家族から冷ややかな目を浴びたことがあります。腐っているかどうかの判断材料にはどんなものがあるのでしょうか。腐る時のサインは4つあります。
【見た目】【におい】【味】【触感】
まずは、腐った豚肉を口にしないよう、腐った時の状態をご紹介します。
豚肉が腐っている時はどんな状態?
豚肉が腐った状態のサインとして4つあげられます。この4つのサインは頭に入れておきたいですね。
- **【見た目】**→少し黒っぽい赤茶色から、灰色・緑色に変化。豚肉の汁が出ている
- **【におい】**→酸っぱいにおい・硫黄のにおい・アンモニア臭・発酵臭
- **【味】**→豚肉の生臭さがある。まずい。
- **【触る】**→ぬるぬるとヌメリがあり、糸を引いている・張りがない
見分け方としては、豚肉の色、におい、味、触感を上記の状態ではないかどうかしっかり確認して判断する事が大切になってきます。色や臭い、触感などは、調理前に確認することが出来るので、安易に大丈夫だろうと判断せずにしっかり見て調理するか、廃棄するようにしましょう。
腐った豚肉を食べるとどうなる?
もし腐っている事に気が付かずに、腐った豚肉を食べた場合、どうなってしまうのでしょうか。
腐った豚肉には、細菌、ウィルスなどの毒素が繁殖しています。加熱しても消えないとも言われていますのでもし食べてしまった場合、食中毒になってしまう可能性があります。
- 腹痛
- 下痢
- 吐き気
- 悪寒
最も多い症状として上記のことがあげられます。出来れば間に合うのであれば、飲み込まずに吐き出してしまう事がベストです。それでも飲み込んでしまった場合は無理に症状を抑え込もうとせずに、病院を受診することをおすすめします。
また、食中毒菌などが付着、繁殖していた豚肉を調理した際に使った器具はしっかりと消毒をしないと危険です。
包丁やまな板、フライパンや鍋などは熱湯消毒や塩素系漂白剤で消毒するようにしましょう。そしてしっかり乾燥させるようにしましょう。
豚肉が腐りかけの状態とは?
腐っているかどうかの境目が難しいですよね。よく食べる前や調理する前ににおいを嗅ぐ人もいます。それはやはり理に適っていて、昔の人達はそのにおいで判断していたとも聞いた事があります。腐りかけの時のにおいは下記の通りです。
- 酸味があるような酸っぱいにおい
- 硫黄のにおい
- アンモニア臭
- 発酵したようなヨーグルトのにおい
どれもいい匂いではないですよね。腐りかけの時は徐々ににおいが変化します。実際に口にするときは、加熱で色はごまかせるかもしれませんが、においがなかなかごまかすことはできないと思います。
購入した直後に、豚肉のにおいを嗅いでみて、比べてみてください。購入した直後の豚肉は、あまりにおいがしないものですよ。肉のにおいを嗅いでみて少しでも不快感や異変を感じたら、やめておきましょう。
豚肉が腐ると見た目はどうなる?
豚肉が腐る時の見分け方でもご紹介しましたが、豚肉が腐る時には色が変化していきます。購入したときの豚肉は鮮やかな赤色・ピンク色をしていますよね。
傷みだ進んでいくとその鮮やかな赤・ピンクの色はだんだんと濃くなっていき、最後は茶色だったり、灰色、そして緑っぽい色に変化していきます。この色の変化は必ずこの色になると決まっているわけではなく、その豚肉に含まれている菌や環境によるものです。
購入直後から日が経つにつれて、下記のような色に変化していきます。
鮮やかな赤・ピンク→濃い赤・ピンク→赤褐色・茶色→灰色・緑
また、豚肉のパックなどに溜まっている汁(ドリップ)がだんだんと増えていきます。ドリップが増えた状態で肉がドリップに触れている時間が長いと、菌の繁殖も活発になってきますよね。
- 豚肉の色
- 豚肉のドリップ
この2つの見た目でしっかり見分けるようにしましょう。
豚肉が腐ると味は変化する?
豚肉が腐った時の味...。食べなければわかるはずもないのですが、酸っぱい味になると聞いた事があります。いろいろ調べたらこんな声もありました。
- 酸っぱい味
- 生臭さが残り、まずい
- 気持ち悪い味
- 苦い味
食べた人がいる事に驚きつつも、とにかく美味しいとの声は見つかりませんでした。調べた人全員が不快な味であると感じているようです。においも味とリンクしてくるものなので、においが不快なら、味も不快になるんですよね。
腐った豚肉は加熱して調理したとしても、美味しくはありません。調理した調理器具に付いた菌などの心配も出てきます。なので、腐っていると分かった場合はもちろん、怪しいなと感じる時も調理や食べることは避けましょう。
においや色や触感が購入直後とずいぶんと違ってくるので、身体が拒絶反応を起こすことも。この場合、嘔吐してしまう人もいます。防衛本能が働いている状態なので食中毒ではないのですが、腐った豚肉を食べることはリスクでしかありません。
まとめ
豚肉が腐る時の見分け方をご紹介しました。
- **【見た目】**→少し黒っぽい赤茶色から、灰色・緑色に変化。豚肉の汁が出ている
- **【におい】**→酸っぱいにおい・硫黄のにおい・アンモニア臭・発酵臭
- **【味】**→豚肉の生臭さがある。まずい。
- **【触る】**→ぬるぬるとヌメリがあり、糸を引いている・張りがない
豚肉が腐っているかどうかを触感や味で見分けるのは、食中毒菌の観点からも避けたい見分け方です。腐った豚肉に触れたり食べたりせずに、見た目やにおいで判断できたら一番いいかもしれません。異常を感じたら食べることはやめましょう。ついうっかり口にしない為にもしっかり見分けていきたいですね。
豚肉が腐る時の味の変化についても書きましたが、加熱して、調理しても美味しくなることはないのです。年配の方や小さい子どもは特に抵抗力も低下傾向にあるので、家族に料理を出す際は、気を付けていかないといけないですね。
ぜひ参考にしてみてくださいね。