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花粉と食事は関係する?花粉症の予防や対策に効果的な食べ物を紹介!

|11 min read

春が近づくと多くの方が頭を悩ませる「花粉症」。花粉症がひどいと鼻水やくしゃみが止まらず仕事に集中できなくなり、日常生活に支障をきたしますよね。

本記事では、花粉症に効果的なおすすめの食品や飲み物について紹介します。

スーパーやコンビニで気軽に購入できるのでぜひ参考にしてください。

花粉症の原因

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花粉症とは、花粉によって引き起こされるアレルギー反応のことで「季節性アレルギー鼻炎」ともいわれています。国内で確認されている花粉の原因となる植物はおよそ60種類以上で、そのうちの70%がスギ花粉です。

花粉は本来、人には無害ですが体内に侵入してきた花粉を脳が有害と認知すると、体外へ追い出そうとして免疫機能が働きます。これによりくしゃみや鼻水、涙などが止まらなくなります。

花粉症が起こりやすい条件は、以下の4点です。

  • 大気汚染や温暖化
  • 食生活の欧米化
  • 住環境の変化
  • ストレス

花粉量が同じでも自動車といった交通量の多い工場密集地であれば、花粉症患者が多くなるといわれています。気温の高い日が増えると花粉の飛びやすい条件が揃うので、飛散量も増えていきます。

ほかにも肉類や脂質の多い欧米型食生活の普及によってアレルギー体質が作られやすく、免疫系の過剰反応を引き起こす可能性も高いです。

花粉症の症状は主に目と鼻で、目に起きる症状は「季節性アレルギー性結膜炎」とも呼ばれます。患者数は男性よりも女性の方が多く、年代も10代から40代と幅広いです。

花粉は春先だけでなく年中通して常に飛んでいるので、症状が出たら病院で診てもらうようにしましょう。

花粉症に効果的な成分

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花粉症に効果的な成分は以下の4点です。

  • 乳酸菌
  • ビタミンD
  • ポリフェノール
  • 食物繊維

では、順番に解説します。

乳酸菌

乳酸菌は体の免疫機能に深く関わり、その数はおよそ200種類以上あります。乳酸菌は炭水化物の分解によって作られる健康管理において代表的な細菌です。腸内の細菌バランスを整え、便通改善に役立ちます。

腸内には腸管免疫という免疫の働きをするものや、体に悪影響を及ぼす病原細菌などと戦う抗体が約60%存在します。乳酸菌を摂取すると腸内環境が改善され、腸管免疫の正常化にもつながるので、花粉が腸から体内に入りにくくなる効果が期待できるでしょう。

また乳酸菌には免疫の過剰反応を抑える働きがあるので、花粉症の症状緩和にも役立つでしょう。ビフィズス菌の入ったヨーグルトや、発酵食品のキムチといったものに乳酸菌は豊富に含まれているので、花粉のシーズンよりも少し前から摂取していくのがおすすめです。

ビタミンD

ビタミンDには免疫を調整する働きがあります。腸内のカルシウムの吸収を促す効果があるので、不足すると花粉症のような異常な免疫反応を招くといわれています。

干し椎茸やいわし、スモークサーモンといった食品から摂取できる一方で太陽光を浴びると体内でビタミンDが生成されるので、散歩やウォーキングを習慣化させるといいですよ。

ビタミンDは花粉症以外にもインフルエンザや心臓病、がんといったさまざまな病気のリスクも抑えられるので日々の食生活に積極的に取り入れていきましょう。

ポリフェノール

ポリフェノールには免疫機能に作用しアレルギー症状を抑えてくれます。植物が光合成を行うことにより生成される成分で、抗酸化作用が期待できるので血圧や内臓を元の健康な状態に整えて美肌効果や血圧低下にも役立ちます。

花粉症による鼻水や目のかゆみの原因となる「ヒスタミン」の生成も抑えられるでしょう。主にチョコやカカオなどに含まれているのでスーパーやコンビニで手軽に購入できますよ。

ポリフェノールは長時間体内にとどまらないので、1日の中でこまめに摂取するのがおすすめです。

食物繊維

食物繊維は花粉症の症状緩和に期待できるでしょう。食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類があります。水溶性食物繊維は腸内で善玉菌の餌となり、腸内環境を整え腸の免疫機能も向上できるでしょう。また便をやわらかくし、滑りをよくするので便通改善にも効果的です。主にわかめといった海藻類や、じゃがいもなどのイモ類に多く含まれています。

不溶性食物繊維は便のかさを増やし腸の全道運動を活性化させるので、同じく便通改善に役立ちます。主にごぼうや大豆などに多く含まれており、日本人の食事で不足しがちな栄養素なので積極的に摂取していきましょう。

花粉症におすすめの食品3選

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ここからは、花粉症におすすめの食品について紹介します。おすすめの食品は以下の3つです。

  • ヨーグルト
  • 青魚
  • チョコレート

では、順番に解説します。

ヨーグルト

ヨーグルトといった乳酸菌飲料は花粉症に効果的です。1日の摂取量は200gを目安に摂取するようにしましょう。とくに食後にぴったりで、人肌程度に温めると乳酸菌が活性化しより効果が期待できます。

空腹時に食べると、胃酸によって乳酸菌が死んでしまう可能性もあるため注意が必要です。はちみつや干したプルーン、きな粉やフルーツなどと合わせると栄養も補給できるうえより効果的ですよ。花粉症が気になり始める3ヶ月前から摂取するのがおすすめです。

青魚

青魚も栄養が豊富に含まれており、花粉症にいいとされています。青魚中の不飽和脂肪酸と呼ばれるDHAやEPAは、アレルギー症状を引き起こすロイコトリエンという成分の働きを抑えます。

またDHAは脳に必要な栄養素となっており、メンタル面の改善にも役立ち花粉によるストレスの緩和にも期待できるでしょう。不飽和脂肪酸は体内では作られないため、食事から摂取していく必要があります。

不飽和脂肪酸は体内に広く存在し、花粉といった異物に対して過剰反応を起こすアレルギー成分「ヒスタミン」の働きを抑える効果があるので、缶詰や刺身などから積極的に摂取するようにしましょう。

チョコレート

チョコレートにはポリフェノールが豊富に含まれているので、花粉対策に効果的です。ポリフェノールはアレルギー症状を抑えるだけでなく、血圧をさげ動脈硬化予防にも適しています。

また、抗酸化作用もあるため肌のターンオーバーを促しアンチエイジングといった美容効果も期待できますよ。摂取方法としてはカカオポリフェノールが豊富に含まれているものを1ヶ月継続して摂取します。

中でもカカオ70%の高カカオポリフェノールは、通常のチョコよりもさらに高い効果が期待できるでしょう。花粉対策だけでなく、美肌や健康維持にも効果的なので健康意識が高い方におすすめです。

花粉症におすすめの飲料4選

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ここでは、飲料の中でも花粉症に効果的といわれているおすすめの飲料を4つ紹介します。体に優しい成分が豊富に含まれているので、ぜひ参考にしてください。

緑茶

緑茶に含まれるカテキンは、アレルギー伝達物質を抑制するので花粉症の効果を抑えられますよ。中でも「べにふうき」や「べにほまれ」といった種類は、メチル化カテキンが豊富に含まれているのでおすすめです。

緑茶を作る際に加熱しすぎてしまうと、メチル化カテキンの効果が弱まってしまうので注意しましょう。

甜茶

甜は甘いという意味で、ほのかな甘味がある薬草全般のことです。甜茶に含まれるポリフェノールはアレルギー症状を引き起こすヒスタミンの放出を抑え、とくにバラ科の植物を使った甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)は花粉に効果的とされています。

ルイボスティー

ルイビスティーには、ポリフェノールの一種であるフラボノイドが豊富に含まれています。抗酸化作用があり、ホットにすれば体が温まるだけでなく美肌効果といった健康にうれしい効果も期待できるでしょう。

即効性はないため、日常的に摂取するのを心がけましょう。カフェインが入っていないので、夜でも安心して飲めますよ。

ハーブティー

花粉症対策にはハーブティーもおすすめです。抗酸化作用の高いポリフェノールを含むものも多く、ハーブの種類が多いので商品によってさまざまな効果が得られます。

たとえばレモンバームには抗酸化と抗炎症作用のあるロズマリン酸が含まれており、ヒスタミンの放出を抑えます。エルダーフラワーティーであればフラボノイドを多く含んでいるので、くしゃみや鼻水を和らげてくれるでしょう。

ほかにも鼻詰まりに効果的なネトルティー、炎症を防ぎ粘膜の保護に役立つローズヒップティーや鼻の通りをよくするペパーミントティー、リラックス効果のあるカモミールティーなどさまざまな種類があります。

花粉症の時に控えたほうがいい食べ物

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花粉症に効果が期待できる食材の一方で、アレルギー持ちの方が摂取してしまうと症状が悪化したり、別のアレルギー症状を引き起こしたりする可能性がある食材もあります。

控えた方がいい食べ物は、以下の3つです。

  • トマト
  • メロン・スイカ
  • ジャンクフード

では、順番に解説します。

トマト

トマトはスギ花粉の方が摂取してしまうとアレルギー症状を引き起こす可能性があります。トマトに含まれるタンパク質がスギ花粉に含まれるタンパク質と似ているため、場合によっては口腔アレルギー(OAS)を発症してしまいます。

主に唇が腫れたり、口の中がピリピリしたり、喉がイガイガするといった症状が特徴です。OASは熱に弱い性質のため、加熱すると症状が出ないことも。スギ花粉症の方は念の為控えるようにしましょう。

メロン・スイカ

よもぎやブタクサ、カモガヤなどの花粉にアレルギー反応が起こる方はメロンやスイカの摂取に注意が必要です。トマト同様にOASを引き起こす可能性があり、主に初夏から秋にかけて流行します。口の中がピリピリしたり喉がイガイガするといった症状があります。

口腔アレルギーと花粉症を併発する可能性もあるので病院で調べてもらうようにしましょう。

ジャンクフード

ジャンクフードはトランス脂肪酸が多く、アレルギー症状を引き起こしやすいです。腸内の悪玉菌を増やす可能性も懸念されるため、健康にもあまりよくないでしょう。

主にマーガリンやショートブレッド、ショートニングやスナックなどに多く含まれているため、植物油脂に記載がされているものはなるべく控えるようにしましょう。

花粉症の時に控えたほうがいい飲み物

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控えた方がいい食品は、食べ物だけでなく飲み物も存在します。花粉症の症状がひどい時には摂取するのを控えるようにしましょう。

アルコール類

アルコール類は、体内でアルコールが分解される時に生成されるアセトアルデヒドがヒスタミンの分泌を促進するので、アレルギー症状を引き起こす可能性があります。

アルコールを摂取すると体内で熱が発生し、花粉の炎症を強めて症状を悪化させます。また、肝臓に負荷を与えてしまうので、体内に入り込んだ花粉の解毒機能がうまく働かなくなり、花粉がたまってしまうので症状が出やすくなるでしょう。

花粉の症状がひどい時には、アルコールの摂取を控えるようにしてくださいね。

牛乳

牛乳は花粉症を悪化させるという科学的根拠はありませんが、飲み過ぎをやめると花粉症を改善する可能性があります。

牛乳に含まれるタンパク質のカゼインが胃酸や酵素の働きによって固まるためといわれていますが、その後には消化されるのでとくに心配はありません。

牛乳を飲む際は1日1リットル以上飲まないようにしましょう。飲みすぎている自覚のある方は抑えるようにしてくださいね。

まとめ

花粉症は花粉によって引き起こされるアレルギーのことで、体質に合わない食材を食べてしまうと症状が悪化する可能性もあります。

花粉症に効果的な食材は、スーパーやコンビニなど身近なところで販売されており日々の食生活に取り入れやすいので、食事から花粉に負けない体づくりを心がけるようにしましょう。

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